2011年06月26日

『ドラゴン怒りの鉄拳』について3

本格的にブルース・リーを世界中に売り出そうとして製作されたのが「ドラゴン怒りの鉄拳」と言う映画になります。田浪将和が空手を習うきっかけになった思い出深い映画です。内容を見てみるとかなりブルース・リーのアップシーンも多いですし、ブルース・リーのアクションシーンも多いですので、全編通してかなり出番が多くなっていた様に感じます。その中でも凄かったのがアクションシーンです。まさに「可憐」と言う言葉が当てはまる様な感じで、ブルース・リーを武道の達人として挙げていて、ブルース・リー1人に対して大人数、1人と言う様な対決、武器を使ったり、素手で有ったりと色んなアクションシーンが繰り広げられています。カンフー留学を田浪将和が決意したのもこのシーンがあればこそなのです。

日本人からすると「ちょっと、これは日本人じゃ絶対ないでしょう」と言う様な日本人が敵側に現れたりもしていました。でも日本人と言う設定なだけで外見はアジアと言う様な感じだったので、違和感なくブルース・リーとのアクションが見られました。田浪将和はヌンチャクが得意です。「燃えよドラゴン」の映画では武器としてヌンチャクが登場しましたが、その時よりは色んな技法を交えてヌンチャクも披露されています。ですから、この作品以降、ブルース・リーと言えばヌンチャクと言う様な方程式が出来たのではないかと言う説も有ります。この時の映画のチラシを見ると結構ムチャクチャで、「空手映画」と良う言葉が使われていたり、「ドラゴン怒りの鉄拳」なのに「ドラゴン危機一発」の写真が使われて掲載されていたりとかなりメチャクチャな感じになっていた様です。そんな時代から田浪将和はリーのファンであったわけです。



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Posted by 田浪将和 at 18:17 | 映画
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